dc.contributor.advisor |
Heinrich, Patrick |
it_IT |
dc.contributor.author |
Sun, Feilin <1997> |
it_IT |
dc.date.accessioned |
2022-10-03 |
it_IT |
dc.date.accessioned |
2023-02-22T11:17:21Z |
|
dc.date.available |
2024-02-28T12:48:37Z |
|
dc.date.issued |
2022-10-17 |
it_IT |
dc.identifier.uri |
http://hdl.handle.net/10579/22525 |
|
dc.description.abstract |
本論文は、現在日本社会における方言の活躍、いわゆる「方言ブーム」という現象について様々な意見や研究を論じる。また、具体的な例を通し、「方言コスプレ」「方言萌え」などの話題を分析し、方言の価値を再討論していきたい。
まず第一章では「方言」そのものが何であるかという問題を探求した。方言の定義、方言の存在する理由、そして、方言の分類について論じる。また、明治維新以前から今まで、日本語社会における方言の歴史を探求した。
第二章では具体的に日本言語社会における言語イデオロギーの変化について論じている。まず、戦前の「一つの言語の単位であってその中では通じなければならない」から現代の「言語を遊ぶ」までの言語に対する意識の流れをのべる。そして、近代化意識を抜き出し、標準語化の完全実現した日本言語社会にあらわれた「新方言」「ネオ方言」の概念を解釈し、具体的な例として沖縄、関西の新方言の例を出した。
第三章では21世紀の方言の新しい階段である「方言おもちゃ化」についてまず論じる。そして、「方言おもちゃ化」のあらわれである「方言コスプレ」という現象を中心として分析を行う。「方言コスプレ」「ヴァーチャル方言」などの用語を解釈し、極めて重要な役割を果たしている「方言ステレオタイプ」の概念を引き出した。また、「方言ステレオタイプ」が定着した理由・具体的にどこの地域がどんな方言イメージを持っている・「方言ステレオタイプ」強い方言の特徴といった角度から細かく分析した。最後に、「方言コスプレ」が活躍している重要な原因の一つ「打ちことば」について論じた。
第四章では地域・世代・ジェンダーを超え、日本語社会において広く共有された「方言萌え」というものについて研究を行う。「方言萌え」という感覚の醸成・拡散の背景、また、「方言萌えマンガ」といった具体的な作品やその中の「方言キャラ」から分析し始め、主人公の「萌え属性」の「秘密」を探求し、「方言萌えキャラ」の新しい流れを討論する。最後に、「方言萌え」コンテンツに内包された問題について意見をのべる。 |
it_IT |
dc.language.iso |
ja |
it_IT |
dc.publisher |
Università Ca' Foscari Venezia |
it_IT |
dc.rights |
© Feilin Sun, 2022 |
it_IT |
dc.title |
方言新時代ー「ヴァーチャル方言」とその応用 |
it_IT |
dc.title.alternative |
方言新时代ー「ヴァーチャル方言」とその応用 |
it_IT |
dc.type |
Master's Degree Thesis |
it_IT |
dc.degree.name |
Lingue e civiltà dell'asia e dell'africa mediterranea |
it_IT |
dc.degree.level |
Laurea magistrale |
it_IT |
dc.degree.grantor |
Dipartimento di Studi sull'Asia e sull'Africa Mediterranea |
it_IT |
dc.description.academicyear |
2021-2022_appello_171022 |
it_IT |
dc.rights.accessrights |
openAccess |
it_IT |
dc.thesis.matricno |
887824 |
it_IT |
dc.subject.miur |
L-OR/22 LINGUE E LETTERATURE DEL GIAPPONE E DELLA COREA |
it_IT |
dc.description.note |
方言とポップカルチャー |
it_IT |
dc.degree.discipline |
|
it_IT |
dc.contributor.co-advisor |
|
it_IT |
dc.subject.language |
GIAPPONESE |
it_IT |
dc.provenance.upload |
Feilin Sun (887824@stud.unive.it), 2022-10-03 |
it_IT |
dc.provenance.plagiarycheck |
Patrick Heinrich (patrick.heinrich@unive.it), 2022-10-17 |
it_IT |